突然段ボール

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突然段ボール
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1977年結成。「銀杏BOYZ」峯田和伸、「たま」石川浩司などもリスペクトをささげる老舗バンド

1977年、蔦木栄一、俊二の兄弟によって結成されて以来、メンバーチェンジを繰り返しつつも40年以上にわたって活動を続ける、超老舗バンド。
1980年、パス・レコードよりシングル『ホワイトマン』を発表しデビュー。
1989年には「たま」「BEGIN」「BLANKEY JET CITY」などを世に出した伝説の音楽番組『三宅裕司のいかすバンド天国』に出演。
2003年、兄の栄一が肝硬変で亡くなるが、バンドは活動を継続。
2019年には、FUJI ROCK FESTIVALへの出演も果たした。

現在のメンバーは蔦木俊二(ギター、ボーカル)、このみぃる(サイドギター、コーラス)、ユキユキロ(ベース、コーラス)、新井宗彦(ドラム)の男性2人女性2人。
現在コメンテーターとして活躍する、モーリー・ロバートソンがメンバーだった時期もある。

シュールで前衛的でありながら、肩に力の入っていない飄々とした音楽性が持ち味。ロル・コックスヒル、フレッド・フリスといった海外の前衛音楽家のほか、「たま」の石川浩司、ラッパーのECD、ガールズバンドおにんこ、漫画家としても知られる根本敬など共演したミュージシャンも多彩。

ライブハウスなどでコンスタントに活動を続けている。