未曽有だよ プロ野球

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未曽有だよ プロ野球のレビュー・評価・感想

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未曽有だよ プロ野球
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いしいひさいちさんの「未曽有だよプロ野球」を読んで

双葉文庫から出ている、いしいひさいちさんの「未曽有だよプロ野球」という野球漫画を読みました。この漫画には、当時、巨人軍で活躍した桑田真澄投手と、西武ライオンズで活躍した清原和博選手がよく登場します。桑田真澄投手が、契約金を三井銀行に預けようか、住友銀行に預けようか迷うシーンがあります。また、昭和61年3月3日の西武対巨人のオープン戦で、清原対桑田の対決を見ようと、5万の観客が入ったことを知りました。
侍ジャパンの選手達の人気もすごいですが、この頃の、清原和博選手や、桑田真澄投手もものすごい人気があったことがわかります。漫画の中で、桑田真澄投手は、江川卓投手との会話の中で「早稲田へ行っとくんやったな。」というセリフを残しています。巨人軍の高橋由伸選手が慶応義塾大学出身で有名ですが、桑田投手も六大学野球に行くかどうか迷ったのかもしれないなということを感じました。漫画の中では、清原和博選手が巨人から1位指名されず、西武ライオンズに行くシーンがあります。清原選手は、その後、巨人、オリックスで活躍しました。当時から巨人軍が人気があったことがわかるシーンでした。