The Darkness(ザ・ダークネス)の徹底解説まとめ

The Darkness(ザ・ダークネス)とはVo.ジャスティン・ホーキンス、Gt.ダン・ホーキンス、Ba.フランキー・ポーレイン、Dr.エド・グラハムの4人で2000年にイギリスサフォークで結成。2003年にアルバム『Permission to Land』でデビューを果たす。70年代ハードロックに影響を受けたスタイルと、独特の歌唱法で幅広い層のファンを獲得。1stアルバムが全英チャートで1位を記録、マーキュリー・アワードにノミネートするなど輝かしい記録を残している。

The Darkness(ザ・ダークネス)の概要

The Darknessとは、2000年にVo.ジャスティン・ホーキンス、Gt.ダン・ホーキンス、Ba.フランキー・ポーレインが中心になり、Dr.エド・グラハムを加えた4人で結成されたロックバンドである。70年代のハードロックに影響を受けた音楽性、Vo.ジャスティンのハイトーンボイスと胸が大きく開いたジャンプスーツ、愛やロックンロールを描いた歌詞が特徴である。
2003年のデビューアルバム『Permission to Land』は、全英チャートで1位を獲得、古くからのロックファンを虜にし70年代ハードロックを現代に蘇らせた。一度ジャスティンの薬物問題により解散するが、2011年に再結成を果たす。メンバーチェンジを繰り返し、2018年までに6枚のスタジオアルバムを発表。一貫としてハードロックスタイルを崩さずにロックし続けているバンドだ。

The Darkness(ザ・ダークネス)の活動経歴

結成〜デビュー

オリジナルメンバー。右からDr.エド・グラハム、、Gt.ダン・ホーキンス、Vo.ジャスティン・ホーキンス、Ba.フランキー・ポーレイン

2000年、北ロンドンでプログレバンドのライブを行っていたVo.ジャスティン・ホーキンス、Gt.ダン・ホーキンス、Ba.フランキー・ポーレインに、Dr.エド・グラハムを加えた4人でThe Darknessを結成。
2003年7月7日、デビューアルバム『Permission to Land』をリリースし、UKチャート1位、USチャート36位を獲得、全英で150万枚を売り上げた。同アルバムからリリースされた「I Believe in a Thing Called Love」はUKシングルチャート2位を獲得。2003年11月25日に初来日し、大阪心斎橋クラブクアトロなどでコンサートを行った。
2004年、イギリスブリットアワードで、『Permission to Land』が最優秀アルバムなど3部門を受賞。バンドとしては、ケラングアワードでベストライブアクト、ベストブリティッシュバンドの2部門を受賞した。

2ndアルバムリリース〜解散

リッチー・エドワーズ在籍時のThe Darkness。右からDr.エド・グラハム、Gt.ダン・ホーキンス、Vo.ジャスティン・ホーキンス、Ba.リッチー・エドワーズ

2005年5月23日、Ba.フランキー・ポーレインの脱退を発表。翌月6月13日にリッチー・エドワーズが加入した。同年11月28日、2ndアルバム『One Way Ticket To Hell...And Back』をリリース。前作と大きく作風は変わらずUKチャート11位を記録した。このころからジャスティン・ホーキンスの薬物使用が悪化していく。2006年10月、薬物問題による治療を受けるため脱退を発表した。バンドは事実上の解散となる。
その後、残されたメンバーは新バンドStone Godsを結成する。ジャスティン・ホーキンスは薬物問題を克服し2008年、新バンドHot Legを結成するも1枚のアルバムを発表し解散。同年4月7日、The Darkness名義でベストアルバム『The Platinum Collection』をリリース。同アルバムは1stアルバム。2ndアルバムからの選曲になった。

再結成〜ルーファス・タイガー・テイラー加入

ルーファス
タイガー・テイラー加入後のThe Darkness。右からBa.フランキー・ポーレイン、Gt.ダン・ホーキンス、Dr.ルーファス・タイガー・テイラー、Vo.ジャスティン・ホーキンス

2011年3月、オリジナルメンバーでの再結成を発表、UKの「Download Festival」、日本の「LOUD PARK11」に出演した。
2012年8月20日、3rdアルバム『Hot Cakes』をリリース。以前と変わらないハードロックスタイルで、UKチャート4位を記録した。2014年、Dr.エド・グラハムが脱退、エミリー・ドーラン・デイヴィスが加入。アルバム制作に加わるが、リリース直前の4月にエミリーが脱退する。後任ドラマーには、イギリスのロックバンドQUEENのロジャー・テイラーの息子であるルーファス・タイガー・テイラーが加入した。

4thアルバムリリース〜6thアルバムリリース

ライブ演奏するThe Darkness。右からBa.フランキー・ポーレイン、Vo.ジャスティン・ホーキンス、Gt.ダン・ホーキンス

2015年5月25日、4thアルバム『Last Of Our Kind』をリリース。ダン・ホーキンスがプロデュースし、アイルランドでレコーディングされた同アルバムはUKチャート12位を記録した。
2017年10月6日、5thアルバム『Pinewood Smile』をリリース。プロデューサーにエイドリアン・ブッシュビーを起用した同アルバムはUKチャート8位を記録し健在ぶりをアピールした。
2018年6月15日、初のライブアルバム『Live At Hammersmith』をリリース。1stアルバムからの曲も多く収録され、初期のファンも楽しめる内容のアルバムになった。
2019年10月4日、6thアルバム『Easter Is Cancelled』をリリース。初のコンセプトアルバムとなった同アルバムはUKチャート10位を記録した。

The Darkness(ザ・ダークネス)のメンバー

現メンバー

ジャスティン・ホーキンス

1975年3月17日生まれ、ボーカル、ギター、キーボード担当。イギリス、ローストフト出身。ハイトーンボイス、ジャンプスーツが特徴のボーカリスト、The Darknessのフロントマンである。2006年に薬物などによる健康問題の悪化のため一時バンドを脱退(バンドは解散)したが、2011年にバンドが復活すると同時に復帰している。

ダン・ホーキンス

1976年12月12日生まれ、ギター担当、イギリス、ローストフト出身。ボーカルのジャスティン・ホーキンスは実の兄である。ステージ上ではあまり動かずクールに演奏するのが特徴。

フランキー・ポーレイン

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@eva25chuf9

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