トリニティ・ブラッド(トリブラ)のネタバレ解説・考察まとめ

『トリニティ・ブラッド』とは、著者・吉田直/キャラクター原案・THORES柴本による長編ダークファンタジー小説、及びそれを原作としたドラマCD、コミックス、アニメ作品である。
舞台は、中世のヨーロッパの啓蒙時代を彷彿とさせる世界観の遠未来。突如現れたヴァンパイアと人間は、互いの生存権をかけて戦いを続けていた。そんな中、ある神父がイシュトバーンと呼ばれる地に訪れ、レジスタンスとして活動するシスター見習いに出会う事から物語は大きく動き始める。

ギィ・ド・グランヴェル

ブリュージュル伯爵。
四伯爵の中で、一番新しい存在。
ユーグの最愛の妹アニエスの命を奪った張本人。
ユーグの手により殺害される。

アルフレート

CV:咲野俊介(アニメ版)/檜山修之(ドラマCD版)
薔薇十字騎士団の依頼を受けて飛行客船トリスタンを襲うが失敗。
催眠により、自らの心臓を取り出して自殺する。

ミレーユ・マンソン

CV:小菅真美(アニメ版)
エリスを誘拐し、薔薇十字騎士団に売り渡すことで組織の知名度をあげようとしたが、救出に来たアベルとトレスに倒された。

ウエンディ

CV:田村ゆかり(アニメ版)
後天性吸血鬼の子供たちのリーダー。
レオンとアベルに倒されそうになるが、子供たち全員で帝国に移送される事になる。

リリス・サール

CV:小林美佐(アニメ版)
アベルの思い人。
ナノマシンクルースニク04を宿している。
母性の豊かな女性で、慈悲深く寛容な性格の持ち主。
火星移住計画レッドマーズプロジェクトのために誕生した最初の被遺伝子調整児。
アベルの改心を期待していた。
カインと月の戦場で対峙したが、殺害される。

『トリニティブラッド』の用語

吸血鬼/ヴァンパイア

大厄災後に突如出現した異種異性体の事。
高度な文明と優れた身体能力、人間よりもはるかに長い寿命を持つ。
しかし、銀と紫外線に弱く渇きと呼ばれる吸血衝動を有している為、人類から吸血鬼と呼ばれ恐れられている。

バチルス・クドラク/溶血性感情球菌

吸血鬼の体内に生息する細菌。
宿主に高い身体能力と生命力、牙の形成などの肉体的変化をもたらす。
一方で、血液中の赤血球を破壊し貧血と吸血衝動をもたらす。
紫外線を浴びると異常増殖して宿主の体を破壊する。

長生種/メトセラ

吸血鬼たちが自らを称する言い方。
作中で吸血鬼という言い方は人類側からの蔑称のため別の呼び方を使っている。
暗黒時代には、帰還者とも呼ばれていた。

短生種/テラン

長生種が人類を称する言い方。
自分たちよりも短命である人類を差した蔑称。
蛮族、劣等種という蔑みも込められている。
暗黒時代には、残留者という呼び方をしていた。

クルースニク

吸血鬼の血を吸う吸血鬼と呼ばれる存在。
作中には、アベル、セス、カインしかおらず、他にはもう亡くなっているリリスがそうだった。
長生種をしのぐ不死身の生命力と戦闘能力を持っている。

ナノマシン・クルースニク

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