魔法つかいプリキュア! / まほプリ / Witchy PreCure!

魔法つかいプリキュア! / まほプリ / Witchy PreCure!のレビュー・評価・感想

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魔法つかいプリキュア! / まほプリ / Witchy PreCure!
7

ファンタジー要素が増したシリーズ第13作

2016年2月から2017年1月にかけて放送された『プリキュア』シリーズ第13作。伝説の魔法使い「プリキュア」となったみらいとリコ。2人の主人公がそれぞれが住む、2つの世界での日常や戦いが描かれるというストーリーになっています。

本作はプリキュアを魔法使いと設定して、東映アニメ的には『魔法使いサリー』や『おジャ魔女どれみ』等を当初は連想させる雰囲気にしています。しかし女子中学生の日常を中心としたストーリーや、魔法は文化的な役割で、プリキュアが基本肉弾戦で戦う辺りはシリーズの伝統を守っている印象がありました。

本作は2人主役ものにすることで原点回帰的な雰囲気がありつつ、キュアマジカル・リコを異世界マホウ界出身にする事で例年以上に異世界の要素が濃くなった印象で、人間界と異種族の少女のバディものの要素は以降の作品でも受け継がれる要素になりました。

基本的には(後に追加戦士のキュアフェリーチェが加わるとはいえ)みらいとリコの日常を中心にしていて、シリーズの中では比較的肩肘の張らない作風になっています。この辺りは前作『GOプリ』の重厚なストーリーが好きな方には賛否あるところですが、その分初心者向けの印象もあります。また百合要素の濃さから大きなお友達人気も高く、深夜アニメで続編が控えるなど驚きの展開が多いのも特徴ですね。
人数が少ない分プリキュアに4種類の姿を持たせて、「毎回どのスタイルで戦うのか?」というのも楽しみになっていた印象でした。

魔法つかいプリキュア! / まほプリ / Witchy PreCure!
8

家族の絆が描かれた優しい物語です。

漫画版「魔法つかいプリキュア!」は、おしゃれで可愛い絵がとっても素敵な作品です。
お気に入りでおすすめなところは、綺麗で可愛い絵です。
漫画版では、プリキュアの女の子たちのいろんなファッションを見ることが出来て、おしゃれで良いなぁっと思います。
そして、漫画でしか読めないお話やイラストのカットなどなど、楽しみがギュッとたっぷり詰まっていて、次はどんなお話が待っているんだろうとわくわくします。
表紙のイラストもとってもキラキラしたイラストで、すごく素敵で、うっとりとしちゃいます。
漫画は、全2巻で、1巻にも2巻にも、本でしか読めない書き下ろしの物語が収録されていて、すごく面白いです。
ページ数もたっぷりあって、すごく楽しめる一冊になっています。
どのお話も、とっても楽しくて、面白くて、素敵です。
家族の絆のような、温かいプリキュアの女の子たちの友情が描かれているシーンが多くて、読んでいると、とってもほっこりとした、温かい気持ちになりました。
どのお話も、相手を大切に思う気持ちが素敵に描かれています。
綺麗で可愛い絵と、優しくて楽しい物語がいっぱい詰まった、素敵なおすすめの漫画です。

魔法つかいプリキュア! / まほプリ / Witchy PreCure!
9

2つの世界が舞台の、優しさとわくわくがいっぱいアニメです。

テレビアニメ、「魔法つかいプリキュア」は、魔法つかいに憧れる人間の世界に住む女の子と、魔法の世界の女の子が出会って、プリキュアになって、2つの世界を舞台に大活躍するお話です。この作品のおすすめなところは、人間の世界と魔法の世界、2つの世界を舞台にしているところです。魔法の世界には、不思議とわくわくがいっぱいのシーンがいっぱいあります。ペガサスや氷のドラゴンに人魚、空飛ぶじゅうたんに魔法の商店街、見ていると、わくわくなシーンがいっぱいで、とっても楽しいです。そして、魔法の世界と人間の世界の両方では、友達や家族との楽しい日常の生活の風景や、人々の優しさなどが描かれているシーンが多くて、見ていると、とてもほっこりとした温かな気持ちになれます。繋がりをテーマにしている作品なので、2つの世界の人々の繋がりがどんどん広がっていって、仲良くなっていくシーンは、見ていると、幸せな気持ちにさせてくれます。
お話の途中で、プリキュアの仲間に、妖精の女の子がプリキュアとなり、追加されます。
物語は、さらに、わくわくとドキドキ、そして、家族のような温かい絆を描いた物語が多くなって、もっと素敵になっていきます。
繋がっていくことの大切さ、家族のような優しくて温かな作品で、わくわくがいっぱいの素敵なアニメです。