パディントン2

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パディントン2
8

ピンチと名誉回復のための大活劇!?

前回はパディントンベアが財布泥棒を捕まえて人気者になり、街の人々に受け入れられて行きましたが、今回は悪役の俳優によってパディントンベアが泥棒に間違えられてしまいます。

舞台は遊園地の開園シーン。昔は売れっ子の有名俳優で、今はドッグフードのCMに犬の扮装をして出演するブキャナン氏が、開園のあいさつをしているところから始まります。ブキャナン氏について、同居するおばさんが言っていた現実をそのままブキャナン氏に言ってしまうパディントンベア。
内心穏やかでないブキャナン氏は、パディントンが古物商にある高価なロンドンの街を再現した立体絵本を、お世話になったルーシーおばさんにプレゼントする事を聞きます。そしてその絵本を手に入れて、ある目的を達成しようとします。

パディントンは一生懸命に働いて、高価なその絵本を手に入れようとがんばりますが、簡単に手が届く値段ではありません。でも街の人々は、そんなパディントンを応援します。そうこうするうちにブキャナン氏が古物商に絵本を盗みに入り、偶然それを見つけたパディントンはそれを追いかけますが、犯人は煙に巻かれて消えたためパディントンが犯人に間違われて監獄に収容されてしまいます。
でもいつも前向きなパディントンベアとブキャナン一家は、えん罪を晴らして絵本を取り返そうと様々なことを試み、作戦を立てて実行に移します。
ブラウン氏の勤務する保険会社のプラチナ会員でもあるブラウン氏宅に夫婦で潜入し、ブラウン氏に見つかった時や、離れて行く2台の列車から一方に乗り移る場面は見どころ!
危機一髪の時に「心を開けば脚も開く」という、ヨガに凝った上司によって日課となっていたことが役に立つ場面など、クスッと笑えるようなコメディ的な要素もあります。
大人も子供も楽しめる、冒険とエンタメ要素の詰まった作品だと思いました。
最後にパディントンはルーシーおばさんに恩返しができるのかについては、見てのお楽しみです。