神聖かまってちゃんの徹底解説まとめ

「神聖かまってちゃん」はインターネットを中心に活動をするインターネットポップロックバンドである。
バンド活動と併行してニコ生などで生放送を行う異色のバンド。liveの光景も主にニコニコ生放送などを使い生放送配信を行っており、メンバーの配信やlive配信、CD音源、live、の子の自作PVやデモ音源の投稿と多くの媒体を駆使してインターネットから次々と配信されるため片時も目が離せないバンドである。

神聖かまってちゃんとは

「神聖かまってちゃん」はインターネットを中心に活動をするインターネットポップロックバンドである。
Vo&Gt の子、Key monoの前身バンドである「びばるげばる書店」を経て2008年に結成。
当初よりの子が作成する自作PVをYouTubeやニコニコ動画へ投稿したり、バンド活動と併行してスティッカム、PeerCast、ニコ生、ツイキャス、などで生放送や配信などを行う異色のバンド。
ワーナーミュージック・ジャパン・unBORDEレーベルよりメジャーデビュー、以降もバンドの本質は変わらず、liveの光景も主にニコニコ生放送などを使い、インターネット経由での生放送配信を行っている。
ゆえに多くの熱狂的ファンがおり、また芸能界や漫画家、プロミュージシャン、アーティストの間でもファンが多く、一般のファンのみならず、各界の有名なアーティストや著名人からも一目置かれたバンドである。
様々なメンバーやの子の単独配信、live配信、CD音源、live、の子の自作PVやデモ音源の投稿など多くのコンテンツ多くのメディア、そして多くの媒体とインターネットを使いファンに届けてくれるので、片時も目が離せない。
の子自身がliveの終板などで「ネットでまた会おう」と公言するように現実とネットそれぞれでファンとの交流を大切にしている。

神聖かまってちゃんのメンバー

メンバー
Vo & Gt: の子、Key: mono、Ba: ちばぎん、Dr: みさこ
の子、mono、ちばぎんは幼稚園時の同級生。みさこはネットのメンバー募集で加入する。

の子

神聖かまってちゃんのボーカル、ギター担当。またすべての曲の作詞作曲を行っているバンドの中心人物。
本名は大島亮介。小学校、中学校といじめを受けており、佐藤といういじめの中心人物から「大島宇宙人」と言うあだ名で呼ばれていた。
また、高校を中退しているため中卒である。しかし、インターネットの2ちゃんねる等インターネットでの独学や、英会話のNOVAに通い英語の歌詞を書いたりと頭脳的な一面も持つ。本人曰く、気が狂ったフリをしているらしく、計算されたパフォーマンスで、LIVEやネット配信で狂信的なファンを多数持っている。

mono

キーボード担当、本名は海藤佑希也。神聖かまってちゃんのリーダー。愛称は「アゴ」。
の子とは幼稚園時代からの知り合いであり、ちばぎんとは小3の少年野球チームで仲良くなったという。
曲によっては、パーカッションやコーラスとして暴れまわったりと多様な一面を持っている。
2013年3月16日にはファンである一般女性と結婚式をあげ、ニコニコ生放送にて配信した。

ちばぎん

本名は佐久間大作。『ちばぎん』の由来は千葉銀行からきている。メンバーの活動名を決める際、電車の車窓から千葉銀行が見えたためと語る。
monoとは幼稚園・中学校時代の同級生。の子とは幼稚園の時に同じクラス、同じサッカークラブで仲がよかった。
の子の「女メンバーが欲しい」との希望でみさこが加入したためそれまで一度も弾いたことがなかったベースを担当することになった。
当初ちばぎんは「ピックアップゴールド」という自身のバンドのフロントマン(Gt.)であったが、2009年5月に自身のバンドが解散し、正式メンバーとなった。
配信やLIVEでは、の子の世話やいつまでもステージを離れないの子を担いで帰るなど、バンドを陰で支えている。また移動などの際は彼が運転をしてメンバーを乗せ移動する。

みさこ

神聖かまってちゃんのドラム担当。紅一点の女ドラマーであり、並行して結成したバンドじゃないもん!としての活動も行っている。
大学卒業後、保険会社で仕事をしながら活動していた「月曜猫」というバンドのメンバー募集を「with9」で行っていたところ、逆にの子に声をかけられて加入。
ドアノブを舐める女の子の写真集を作る「ドアノブ少女」という企画に参加した経験があり、2015年5月よりの動画配信ならびに8月公開の劇場版『女子の事件は、大 抵トイレで起こるのだ。』で主演 - 岡本れんげ 役をつとめるなど、多彩な場での活躍をしている。
LIVEでは曲によって、ドラムをたたきながら歌やコーラスを務めるも、自身の多忙さでミスを多発し練習不足をメンバーより指摘される事も。

ディスコグラフィ

友だちを殺してまで。

収録曲(全作詞・作曲:の子 編曲:神聖かまってちゃん)
1.ロックンロールは鳴り止まないっ
2.ぺんてる
3.死にたい季節
4.23才の夏休み
5.学校に行きたくない
6.ゆーれいみマン
7.ちりとり
「バイトなんかでへこたれないぞっ」(隠しトラック)

神聖かまってちゃんCDデビュー作にして初のミニアルバム。
作詞作曲担当、の子はインタビューで、「僕の作品じゃないという感じがして大っ嫌い。あくまでバンドの作品」と語るも、2011年1月20日、第3回CDショップ大賞の準大賞を受賞した。
さらに、2016年にはHMV主催の名盤再現ライブシリーズ HMV GET BACK SESSIONでの再現名盤として選ばれる。
このアルバム収録曲をそのままの曲順でのセットリストに加え、レア曲も披露し観客を沸かせた。
の子本人の考えと反面、世間の評価はかなり高い一枚である。

つまんね

収録曲(全作詞・作曲:の子 編曲:神聖かまってちゃん)
1.白いたまご
2.天使じゃ地上じゃちっそく死
3.美ちなる方へ 発売に先行し、この曲のPVがYouTubeのワーナー公式アカウントで公開された。
4.芋虫さん
5.黒いたまご
6.笛吹き花ちゃん
7.夜空の虫とどこまでも
8.通学LOW
9.いかれたNeet
10.さわやかな朝
11.聖天脱力
シークレットトラック
「放課後の図書室」
「今日はとってもいい天気」
「もしもこんな時ひとりぼっちだったら」

神聖かまってちゃんの初フルアルバムにして、メジャーデビュー作。
アルバム『みんな死ね』と2枚同時に発売された。「つまんね」がメジャー初のアルバムとして、『みんな死ね』はインデーズレーベルよりの発売となった。
収録曲の内容は、神聖かまってちゃんの中でもバンドの楽曲の特徴でもある神聖さと憂鬱さが混在するような内容になっており、の子自身の楽曲の個性があふれる一枚である。
中でも、「黒いたまご」や「美ちなる方へ」はLIVEでもよく演奏される人気のある曲であり、「夜空の虫とどこまでも」はバンドでも珍しいインストゥルメンタル曲である。
キーボードとボイスチェンジャーで奏でるメロディは独特の美しさと神聖さ、憂鬱さに満ち溢れており、インストゥルメンタルでありながらLIVEで観客を沸せることのできる名曲である。
バンドサウンドだけではない神聖かまってちゃんの多彩さを現すアルバム。

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