新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION(第1期)のネタバレ解説・考察まとめ

『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』とはTBS系列『アニメサタデー630』の枠内で全76話放送されたアニメ作品である。鉄道に関する細かな設定が忠実に再現されており、子供向けアニメにも関わらず、大人の鉄道ファンにも人気の高い作品となっている。
鉄道が大好きな主人公・速杉ハヤトはひょんなことから巨大人型変形ロボ「シンカリオン」の運転士の適合者に選ばれる。仲間と共に日本の平和と安全を守る為、謎の巨大怪物体と戦っていく物語である。

次のシーンではMEIKO、KAITOの2人が登場。

左にルカとミク、右にリンとレンが描かれている

さらに第52話では、ミクと仲良く食事をする鏡音リン、鏡音レン、巡音ルカの3人も描かれている。

2回行われた人気投票で、アキタは連続で2位を獲得

本作では2018年と2020年の計2回、アニメ公式サイトでキャラクター人気投票が行われた。

アニメ放送が始まってまだ間もない頃に行われた人気投票では、1位が発音ミク、2位が男鹿アキタ、3位が月山シノブの3人が上位3位に輝いた。
1位のミクはアニメ公式HPでVOCALOID「初音ミク」をモデルにした運転士が登場するという発表から、初音ミクファンによる人気がすごく、その結果によるものと推測される。

アニメ本編が最終回を迎え、映画公開もした後に行われた第2回キャラクター人気投票では、1位が清洲リュウジ、2位が男鹿アキタ、3位が早杉ハヤトの3人が上位3位に輝いた。
2回連続で2位を獲得したアキタ。
本編序盤から活躍し、クールで頼りになるアキタは老若男女問わず人気が高いことが伺える。また、クールだけどスイーツ好きだったり、同じ東北出身者のシノブと会話する時は自然と方言が出てしまったりとギャップがあるところに魅力があり、特に女性ファンが多い。

ご当地バージョンのアニメ告知CMは全28パターン存在する

甲信越地方のキービジュアルは金沢出身者のツラヌキが正面で左上にはE7系新幹線が大きく描かれている

日本全国を舞台に戦うシンカリオン。アニメ本編でも様々な地方の特色や実際の建物が描かれていることが見どころの1つとなっている。そんなシンカリオンの告知CMのナレーションは、なんと放送する地域によって違う仕様となっていた。
主人公・早杉ハヤト役の佐倉綾音が各地方の方言でナレーションするというもので、そのバリエーションは全部で28パターンとなっている。全てのバージョンはYouTubeで視聴可能である。
また、キービジュアルも地方によって5種類制作され、各地方を走る新幹線やシンカリオンが大きく描かれている。

実際にある建物や観光名所が忠実に描かれている

鉄道博物館の内部も忠実に再現されている

シンカリオンの舞台は現代の日本。物語の中心でもある新幹線はもちろんのこと、各地方にある建物や観光名所も忠実に再現されて描かれている。超進化研究所の各支部も現存する鉄道関係の博物館の地下に作られているという設定であることから、大宮市にある鉄道博物館や名古屋市にあるリニア・鉄道館は外観だけでなく内部も正確に描かれている。
こうした背景や設定のこだわりもあって、子供だけでなく一緒に見る親や鉄道ファンにも人気がある要因の1つとなっている。

映画化、続編が制作された

劇場版のキービジュアル

アニメ放送が終了した後、2019年12月27日に『劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』が全国の劇場で公開された。興行収入は3億1900万円にもなり、人気の高さが伺える。

続編のキービジュアル

また、2021年4月9日より本作の続編となる『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』が放送開始された。こちらは本作から数年後が舞台となっており、主人公やシンカリオン運転士達も新キャラクターに変更されている。
続編では本作に登場したキャラクターも複数再登場しており、特にシンカリオン運転士をはじめとする子供達は成長した姿で登場する。

『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):BOYS AND MEN『進化理論』(第2話 - 第63話、第65話 - 第75話)

ストーリーが進むにつれて映像が変わっていく仕様となっている

第1話と第64話ではEDとして使用されており、第76話ではEDの後に使用された。
他にも戦闘シーンの挿入歌として使用されたこともある。

7oa0a8a1m6
7oa0a8a1m6
@7oa0a8a1m6

Related Articles関連記事

劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-Xのネタバレ解説・考察まとめ

劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-Xのネタバレ解説・考察まとめ

『劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』とは2019年に公開されたアニメ映画作品である。興行収入は3億1900万円を記録している。 テレビシリーズ『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』で、主人公のシンカリオン運転士・ハヤトがキトラルザスという種族から人類を守った半年後が舞台である。 ハヤトは家族旅行で北海道を訪れ、そこでゴジラと遭遇して戦う。しかし、戦いの中で謎の光に飲み込まれて意識を失い、次に目覚めたハヤトは謎の少年に遭遇する。

Read Article

新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION(第2期)のネタバレ解説・考察まとめ

新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION(第2期)のネタバレ解説・考察まとめ

『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』とはテレビ東京系列で全41話放送されたアニメ作品である。『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』の続編であり、前作同様、子供だけでなく大人の鉄道ファンにも人気の高い作品となっている。オカルトが大好きな主人公・新多シンは姉のアユと共に碓氷峠鉄道文化むらを訪れ、そこで偶然「シンカリオンZ」の運転士適合者に選ばれる。シンは仲間と共に世界の平和と安全を守る為、謎の巨大怪物体と戦っていく物語である。

Read Article

目次 - Contents